
コロナワクチンの利益に関するイスラエルの大規模研究
更新日:2021年11月24日
こんにちは。
保健師ホメオパスの末田みき子です。
先日、お客様が不本意ながらワクチンを打つのでレメディを出してください、と健康相談のご予約がありました。
会話の中で「ワクチン打つの嫌だったんですよ。けど息子がね、おかーさんワクチン打って死ぬかコロナで死ぬかどっちかなんだよ。打って死ぬリスクのほうが低いんだから打ったほうがいい、と言われて」
接種の決め手になる言葉はひとそれぞれだと思いますが、実際にコロナのワクチンの安全性ってどうなんでしょう?
打つべきか、打たざるべきか??
コロナワクチンに関して超スピードでがんがんやったイスラエル(2021.5月時点で人口の55%である500万人が2回接種済み)で、大規模のワクチン研究が行われデータが公開されています。
全国環境におけるBNT162b2 mRNA Covid-19ワクチンの安全性|ネイム (nejm.org)
この研究の結論から言うと、「ワクチンの利益はリスクを上回る」ということになります。
前提として、研究対象となったワクチンはBNT162b2ワクチン、つまりファイザー社のmRNAワクチン。
研究期間は2020.12~2021.5の5か月間なので今猛威を振るっているデルタ株ではない可能性があります。
グラフの青がファイーザーワクチン接種後の副反応です。
ワクチンを接種することで、副反応としてリンパが腫れるのと、帯状疱疹、心筋炎、虫垂炎(もうちょう)のリスクが高まっていますね。
とくにワクチンが提供されている帯状疱疹に関しては、青の棒グラフが多いことからコロナワクチン接種前に帯状疱疹ワクチンを、との声があがっています。
一方、オレンジのグラフをみると、心筋炎や心筋梗塞、不整脈は、コロナに感染したことで発症するリスクのほうがはるかに高いという結果ですね。
冒頭の、お客さまの息子さんが言っていた「ワクチンで死ぬ」「コロナで死ぬ」かどうかは読み取れませんが、
少なくともまれな疾患である心筋炎。これは命を左右する病気なので、ワクチンを接種することで心筋炎の確立は高まる、けれど、コロナが発症しても心筋炎を生じる可能性も高い、ということになります。
このオレンジのグラフは、コロナに感染した人のデータなので、コロナに感染していない人には当てはまりません。
誰もが必ずコロナに感染するのであれば怖い結果だと言えなくもないですが、どうでしょうか。
そして今、3回目の接種が云々と言われていますが、少なくとも半年間はワクチンによる人工免疫が働くと仮定しても、半年後にはコロナ感染のリスクが高まるというのでは、なんの安心材料にもならない研究だなと、私は感じるのです。
人は何かで必ず死を迎えます。
今この瞬間に落雷で命を落とすかもしれないし、この記事を書いている直後に心筋梗塞で死んでしまうかもしれません。
それぞれが不安に思うことに対して予防策を張る、今の世の中はその予防策の一つがワクチンという位置づけですが、
わたしは自己免疫を強化することで予防を講じたいと考えます。
新型コロナだけでなく、以降さまざまなウィルスや感染症が流行したとしても、しなやかに乗り越えられる基礎的なからだを日々の暮らしの積み重ねから作り、目に見えない(数値化できない)免疫力=自分を信じて活動を続けていきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。