足の裏にタコみたいなのができた

ある方が靴下を脱ぎながらこう言いました。


「これ、足の裏にタコみたいなのができて。歩くと痛いんですよ。なかなか治らない。なんかいいレメディありますか?」



見ると1センチくらいのサイズの丸くて平たいタコのようなものができていました。


その部分だけが分厚くなって、足を踏んばると痛むんだそうです。


もう6か月以上経過しているが一向に治らないということでした。





足のタコやイボ


足の裏にタコやイボができたという方は少なくありません。

たいていは、力が入る場所や摩擦する場所にできやすく、子どもから大人まで誰でもできる可能性があります。

実は、HPV(ヒトパピローマウィルス)が原因だといわれており、水虫のように(これは真菌ですが)人から人へ接触することでうつる可能性のある病気でもあります。

イボの表面は分厚くなって、場合によっては赤い点々や黒い点々がみられることがあります。カリフラワーのようにボコボコしたり、ギザギザして隆起している場合もあります。


カッターで削りたくなりますが、この方法で完治することは難しいものです。

で、市販のイボコロリ(サリチル酸)をやってみたり、皮膚科で凍結療法でを行うこともあります。



タコのホメオパシー


冒頭のお客さまにお渡ししたレメディはAnt-cアンチモンクルーダです。

Ant-cといえば、タコやイボの代表レメディ。

ちょっと太めで食べることが大好きなタイプのはず。

でも、この方は見るからに華奢(きゃしゃ)な体つき、スラリとした長身で、Ant-cとはかけ離れたイメージでした。


Ant-cが功を奏すか?しばらく考えて私はThujも同じくお勧めしました。

玄関口での簡易処方ですので、健康相談のように全体像をつかんでいるわけではありません。ぴったりマッチしている症状とも言えませんでしたが、少なくとも症状像が変化していくことでしょう。


お客さまにはその変化を写真に撮って、またお越しの時に見せてくださいねとお伝えしました。

今日で約1週間経過しています。なんの音沙汰もありませんがどうなっているかな?



イボやタコのちょっと深い話


ホメオパスは、マヤズムといわれる「傾向」を必ず考えます。

このマヤズムこそがホメオパシー医学の真髄であり、治癒の経過を考えるうえで必ず必要となります。ホメオパシーの学校では4年間をかけてマヤズム傾向を学ぶといっても過言ではありません。

Psor、SycoticまたはSyphilitic やTub、Carcなどさまざまありますが(ホメオパスによってはさらにたくさんのマヤズムがあると言います)、イボやタコにもそれらの傾向を考えます。

Psorのタコはかゆみがあります。Sycoticの場合は硬く平らになったり、カリフラワーのようなボコボコになります。SyphやTub傾向ならばイボから出血したり、イボから毛が生えていたりします


ホメオパシーの祖であるサムエル・ハーネマンは、イボヤタコは外からの環境で生じるものではなく、内的な変化が招く表層現象だと言っています。心理的な問題(愛情の問題)にも深く関与しているとも言います(オルガノン参照)。


サリチル酸などでイボを治療することは、ホメオパシーでは抑圧と考えます。

いずれ再発したり、別の形で発症します。

とくに、Syc傾向のイボを抑圧すると心疾患と関係することが知られています。

Syph傾向のイボを抑圧すると後々のパーキンソン病の発症に関与することが経験的に知られています。

たかがイボ、されどイボで深刻な合併症を引き起こす可能性があります。


ホメオパシーの目的は、タコやイボを消すことに焦点を当てているのではなく、その方の内部で何が起こっているかを理解することにほかなりません。

お客さまにとってはとても忍耐のいる作業ですが、表層に出ている症状は氷山の一角であるという理解が不可欠なんですね。



今日も最後までお読みいただきありがとうございます。





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