健康コラム

2023.06.06

自己決定と抗がん剤

  • 健康相談

ステージ3~4のお客さま。
抗がん剤を使いたくない、とお越しになりました。
このクライアントさんとは、数年前から慢性皮膚症状で関わらせていただいていましたので、医療や薬物に対してどのように考えておられるかは、事前にしっかり掴むことができていました。

ある日、腰痛をきっかけに婦人科を受診。寝耳に水の告知をされ夫婦で数日間泣いたそうです。
二人で話し合えどもなかなかうまくいかず、話はこじれるばかり。
紆余曲折あったようですが、ホメオパシー相談にはご主人とともに一緒に来られ2時間ほどそれぞれのお考えを聞かせていただきました。

どんなに仲の良いご家族であっても意見が対立するときがあります。お互いを思ってこその対立です。
こういう時に私は倫理観を基軸に考えます。
なにがベターか、一緒に考え話し合います。

看護の倫理観


そして、お客さまが納得してお決めになったことをホメオパシーの側面からサポートします。

お客さまの考えは行きつ戻りつで揺らぐものです。あー言ってみたり、こう言ってみたり。
誰でもそうです、私だって自分の状況判断を仰がれたらそうに違いありません。すごく自然な寄り道です。
「前はあんな風に言っておられたのに、振り回されるな」、こう考える人は不向きな職業かもしれません。

話し合いをしながら対話によって進めます。遠方ならばリモートになりますが、できれば対面相談がベスト。大事な話はひざを突き合わせてこそ、阿吽の呼吸は一緒の場にいてこそ。
空気感ってリモートでは正直難しいと感じます。
言葉が文字のむき出しになってウェブに乗るような感覚がします。私の伝えたいことではなく言葉という文字列でしか伝わらない。
リモートは対面相談の2倍はかかると感じますが、倍かかっても50%ほどしか伝わっていません。


共に考え、自己決定権を尊重する。ホメオパスの大事な役割。

健康相談コラム