健康コラム

2022.09.30

レメディを使ってゴキブリを撃退する方法

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暑い暑い夏が終わりましたね。
今年の熱波はキツかった、、、尋常ではない暑さで世界的にもパキスタンが国土の2/3が自然火災の被害を受けたと言われています。ただ事ではありません。

そして、ようやく涼しなり過ごしやすくなってきたかと思いきや我が家は連日ゴキブリ出没でわたしの叫び声が近所にこだましております。
幸い、うちの子どもたちはゴキブリに抵抗が全くないので、頼もしい処理班として大活躍してくれていますが、あのギラギラした背中と、九州の虫のサイズにはなかなか慣れることができません。

生々しい画像ではなくイラストバージョンで少しはかわいらしく笑

以前、このブログでも草や花などの植物などレメディを使う、アグロホメオパシーをご紹介しました。

熱帯魚にもホメオパシー


オランダ人ホメオパスのカヴィラジさんは、書籍「農場と庭のためのホメオパシー」を出版したことで知られている名ホメオパスです。
彼は植物や土壌、害虫に専門的なホメオパスです。

Vaikunthanath das Kaviraj

むかし、ゴキブリ屋敷に引っ越した経験から、ゴキブリにはArsアーセニカムが駆除に役立つと確信。
今回は、その記事をシェアします。
「で、末田さんはArs試したの?」とは聞かないでください。
レメディでゴキブリの姿を見ることがなくなったよ、というレポートお待ちしています^^。

ゴキブリにはArsを使おう

これをお読みのみなさんはご存じのことですが、ホメオパシーレメディは極限まで薄められた物質を使いますので、すでに現物質は存在していない状態になっています。
今回ゴキブリに有効だというArsアーセニカムは、もともとの現物質はヒ素です。ヒ素だと聞いて驚かないでください。ホメオパシーのArsは、植物やペット、生物や環境に害を及ぼす有毒成分は含まれていません。皮膚についても焼けただれることもないし、子供が誤って飲み込んでも毒になりません。
キッチンや洗面所、お風呂場など、家のあらゆる場所で安全に使用できます。

カヴィラジ氏がArsを選んだ理由としては、私たちが想像しているゴキブリとは異なった精神をその昆虫に見出しているからです。私たちが抱く、汚い、ゴミをあさるというイメージではなく、本来は非常に神経質できれい好き、ゴキブリが泥だらけになっているというのはない、という彼の見立てです。面白いですよね^^

使いかた

① 200mlの水の入ったスプレーボトルにArsアーセニカム 6Cを1粒入れ、激しく振って溶かします。
② ゴキブリが集まったり走ったりする場所に軽くスプレーで散布します。

※この水ポーテンシーに、少量の天然石鹸 (無香料がベスト) を溶かして加えると、スプレーに湿潤剤として安定性が増します。

※廊下やじゅうたん、家具だけでなく、パン収納庫やバヌトン型(ハードパンの木製型)、食器などにもスプレーできます。

※Kaviraj は、ゴキブリが最大 6 週間にわたり、噴霧した箇所にゴキブリの出没は見られなかったと報告しています

カヴィラジについて

Vaikunthanath das Kaviraj(ヴァイクンタナート・ダ・カヴィラジまたはカヴィラージ)は、2013年に惜しまれながらこの世を去っています。67才でした。
植物や土壌にホメオパシーを使用すること長けており、オーストラリアのホメオパシー薬局のウェブサイトで、アグロホメオパシーについて幅広い知識を披露してくれました。

1946年にオランダで生まれたカビラジが初めて植物に触れたのは14歳の時。木の苗床で手伝いをする仕事に就いたときでした。
若い頃から、自然環境と占星術に興味を示し、オランダの占星術師メリー・ウイルダートの書籍などを読み、世界に出て見分を広めたいと考えました。
1964年、彼は東南アジア諸国を経由しインドに陸路で初上陸。そこでインド在来植物について学びます。1968年、観光バス会社を共同設立し、インドへの観光客にレンタカーを提供していました。

米国でウッドストック・カーニバル(ロックを中心とした大規模な野外コンサートでアメリカ音楽史に残る大イベント)を直接体験し、ボブ・ディラン、アラン・ギンズバーグ、グレイトフル・デッドなどのヒッピーを経験し、1970年にヨーロッパに戻り、マジック・バス・カンパニーの株式を売却し、ヘア・クリシュナ運動(ヨガを中心とした宗教)に参加しています。
1979年までフランスとベルギーを旅し、そこで有機農場を経営しました。
1979年、カビラジはインドに戻り、そこで重病を患います。いくつもの治療法を試しましたが、彼はわずか3日以内に治癒したインドのホメオパシーで完治。1年半のレッスンを受けた後、さらに8年間インドのとある診療所を引き継ぎました。

1986年、ヨーロッパ訪問中、彼はBellベラドンナがリンゴの木の猩紅熱のような病気を癒すことができるという偶然の発見し、それが彼をアグロホメオパシーに導きました。当時、40才でした。

1990年、彼は西オーストラリア州に引っ越し、そこでは土地の豊富さからアグロホメオパシーの大規模な実験ができるようになりました。そして、アグロホメオパシーを商品化し販売ビジネスを設立しました。

「オーストラリアの農家が農薬の代わりにホメオパシーを使用している」と国家登録局から警告を受けたとき、製品登録法が可決され、今までなかった手数料納付が義務付けられるようになりました。あっという間に数年間のうちに、さまざまな手数料が加算されるようになり、カビラジは事業を閉鎖して国を離れることを余儀なくされたのです。

2000年にオランダへ、その後ロンドンに戻り、アグロホメオパシーについて研究し、執筆を続けました。2006年に本「農場と庭のためのホメオパシー」を出版しています。

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