2022.09.29
睡眠とホルモンのバランス
- 発達障害
なかなか寝ない テンションが高い ちょっとの音ですぐに目を覚ます
もっと鈍感であってほしいな
発達が気になる子はとにかく刺激に敏感で、こだわりがあります。
行動には個人差がありますが、次のような項目が代表的です。
触覚・・・糊や絵の具が手に付く(手が汚れる)のを極端に嫌がる
水遊びが大好きで水道の水を出しっぱなしにしてずっと水遊びしていたり
聴覚・・・時計のコチコチ音が気になって集中できない
運動会の時に使うピストルの音を嫌がる
みんなで演奏するピアニカやリコーダーの音でパニックになる
味覚・・・好き嫌いが強く出る
イタケがちょっとでも入っていると全く食べない
コップの牛乳は飲むがパックの牛乳は飲まない
白いご飯しか食べない
嗅覚・・・匂いにこだわりがあり大好きな匂いのするタオルやぬいぐるみを肌身離さず持っている
視覚・・・きらきら光るものが好きで、手をひらひら動かして指の間から漏れる光をいつまでも眺めている
ゲームやテレビに夢中になり、おしまいと言われても終わりにできない
音や光などに対する感覚が過敏なため眠りが浅いのです。また、セロトニンやメラトニンなどといったホルモンの分泌にも関係があると言われています。
★お父さんが帰宅すると、その物音で目を覚ましてしまい、はしゃいでしまうので寝るのが遅くなる
★家族で協力して部屋を真っ暗にして「寝るぞ!」という環境をつくるけど、ほんとに一苦労
多様性に富む睡眠のリズムに対応
寝つきが悪い子、その理由いろいろあります。寝入ってもすぐに目が覚めてしまう、夜中の2時ごろ目が覚めてしまう、などによってお渡しするホメオパシーのレメディは異なります。
どのような状況なのかをじっくりお聞きすることで、お一人お一人に合ったものをお取りいただくのです。
中には、睡眠薬や抗不安薬を服用している自閉症のお子さんもいます。どのお母さんも、できればクスリは使いたくないと思っておられることでしょう。
しかし、このようなクスリは急にはやめられませんので、ホメオパシーと併用しながら、かかりつけ医とご相談の上対応していきます。
現在内服しているお薬の是非について、ホメオパスが判断することはできません。信頼関係のあるかかりつけ医にご相談なさって下さい。