医療現場にいたホメオパスだからできる

健康相談のメリット

その方にとっての最適を考える

よい仕事をしようと思ったとき、人は日々の仕事を振り返り、その意味について改めて問い直すことでしょう。

私が看護師・保健師の教育を受けた学校では、技術的なことよりも「健康とは、病むとは、人間とは」といった理念教育が重視され、それを徹底的に学びました。

私は、学生時代から人間という存在そのもののむずかしさを学び、人間はひとりひとりが個別的な存在であり、人々の生きざまはすべて個別なものということを真から学ぶことができました。そして看護現場で数多くの患者様と接しながら、それをリアルに肌身で感じ、よい看護について繰り返し実践することができました。

失敗もたくさんしましたが、失敗から少しずつ学んで患者様から良い評価をもらえるようになりました。

「あ、あの看護婦さんが来てくれた」

「今日はあの看護婦さんが担当だ」

と言ってもらえることが何よりも喜びで、有難いことに私のファンクラブができたこともありました。

病む人のこころに、そして限られた残りの人生の中でほんのわずかな光を灯すことができたとすれば、それは私にとっての大きな喜びです。

この経験の積み重ねが今日の私の健康相談のスキルにつながっています。

 

ホメオパシーは、クライアントの訴えを傾聴することからはじまります。

五感、ときには第6感までもフル稼働してすべての事実を受け止め、その事実を情報化していきます。

簡単に言うと「その人をひとりの人間としてまるごとみること」などと言いますが、これはいろいろな事実をたくさん集めることではありません。

相談に来られた方のからだのなかのこと、こころのなかの様子、まわりとの関係、そしてこれまで過ごしてきた年月のこと、これらを全部つなげて見つめることができるかどうかにかかっていると思うのです。

そして、この方にこうなってほしい、この方がこうなれば一安心だと思える状態を、自分の目標として描きお客さまと共有することができる。これが一番大切なことだと考えています。

近代看護教育の礎を築いたナイチンゲールは、人間の健康とは、その人の持てる力を最大限に活用している状態をさす、と言っています。

その状態はその人のこころが支配しているので、その人のこころに働きかける能力が求められるわけです。

その人のこころの動きを感じ取ろうとするには、看護的な視点から情報化する頭づくりが必要で、クライアントが一般的な人生のサイクルや発達段階のどのステージにいるのかといった情報を瞬時に関連付けて見極めねばなりません。

こうすることで、どのような方と出会っても、その方にとって何が重要な事実なのかが目の前に浮かんできて、私は目的意識を持って遠回りのない情報収集ができるようになりました。と言っても、スキル向上にゴールはなく、まだまだ研鑽を積み重ねている状況です。

 

フローレンス・ナイチンゲール

​(1820-1910年)

たとえば、精神を病む人は、人とのかかわりの中で、いったい何がこの人を傷つけ、何がこの人を支えていくことなのかをつかみながら健康相談をすすめていきます。

慢性病の人は、自分が努力したら何とかなることに対しては指導を行い、その人の持てる力を引き出します。

その人が努力してもどうにもならないことを口に出しても信頼関係を築くことはできません。

努力してもどうにもならないことはホメオパシー療法でサポートしながら問題の改善を図ります。

 

かつて病棟で働いていたときに「あなたのような看護婦さんが担当でよかった」と言っていただいたように、健康相談でも「末田ホメオパスでよかった」と言っていただけるよう今後も学びを深めてまいります。