健康コラム

2022.09.13

健康相談のレメディ使用中に避けたい10項目

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ホメオパシーを用いて日常のセルフケアを積極的に行っている人なら誰でも、レメディを取っている間に避けたい特定の物質があると聞いたことがあるでしょう。
レメディの効力を失わせる特定の物質がある・・・これについては初回の健康相談でよくご質問を受けます。本当のところどうなんでしょう?


私自身もはっきりとこれは即座に打ち消すぞと経験したものは少なく、オーガノン(Dr.ハーネマン著)に記載してあるものを参考にすることが多いのですが、
ハーネマンによると身の回りのあらゆる刺激物(刺激的な視覚媒体も含めて)をすべて避けるように、との記述ですので、現代人にはあまり役に立たないのも事実です。約250年前のハーネマン氏が、電子レンジの使用やWifi通信などを知ったら卒倒するでしょうね^^


アメリカの医師ホメオパス(自然療法医)のDr. Lisa Samet N.D.が診療経験から避けるべき項目をまとめていますので紹介します。
お国柄的に、レクリエーション・ドラッグなども含まれていましたが、そういったものは日本では当てはまらないので一部編集しています。


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  1. コーヒー:レギュラー、エクスプレス、インスタントなどを含むコーヒーのタイプすべてを指します。興味深いのは、レメディの解毒剤はカフェイン成分ではなく、コーヒー豆そのものに含有される他の成分とのこと。
  2. 樟脳(しょうのう):和ダンスの中に入れる香りの強い防虫剤ですね。
  3. ミント:とくに歯磨き粉によく使われています。口の中がピリピリするほどの強い製品は避けましょう。エッセンシャルオイル(精油)のミントも避けましょう。
  4. 麻酔:歯科で用いる局所麻酔ではなく全身麻酔を指します。外科手術などでレメディを用いる場合は、より頻繁にリピートすることでレメディとの併用可能です。手術に関するレメディ処方をご希望の方は健康相談をご利用ください
  5. アルコール:適度な飲酒は問題ありませんが、酩酊状態になるほど深酒するのはNGです
  6. 処方薬:一部の処方薬はホメオパシーのレメディと拮抗することが経験上知られています。
  7. 電気毛布:電磁波の問題だけでなく、電気毛布による長時間の電磁波への曝露は自己免疫力を低下されるといわれていますね。
  8. 温泉:硫黄泉はとくに皮膚湿疹を抑圧することが知られています。温泉を利用したあとは、一時的には改善しますが、再燃するのが特徴です
  9. 鍼治療:リサ・サメットDrは控えるように、とのことですが私はむしろ鍼治療は症状を押し出す場合に有益だと感じています
  10. ストレス

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この10項目は、少なからず影響を与えることが知られていますが、Dr. Lisa Samet N.D.とその同僚は、
とくにセンシティブ(敏感)な人々はレメディの効力を失わせる上記10項目を心配する必要があると述べています。

※たとえば、一般的にアレルギー傾向が強い人や、コーヒーなどの刺激物に敏感に反応する人(昼に飲んだ1杯のコーヒーのために夜に眠れなくなる)など

健康相談の様子

ここでいちばん重要なことは、コーヒーなどよりも強力にレメディを打ち消す項目は、重度のストレスや全身用麻酔(娯楽ドラッグ含む)です。
他にも、強い匂いのある物質(つまり、ティーツリーやメントールなどのエッセンシャルオイル)は、ほんのちょっと曝露しただけでもクライアントさんの敏感さに関係なく、レメディを打ち消してしまうと考えられています。
ストレスの多い現代社会ですが、このストレスには精神をかき乱されるような突然の出来事が含まれます
「健康相談のレメディをとってせっかくうまくいっていた湿疹なのに、あるひ追突事故を起こしてしまった。その数日後から再び湿疹がぶりかえしてきた」これは実はよくある話です。
もしこういったものに曝露された場合(使用した場合)は、慢性病の健康相談のレメディを一最初からやり治す場合さえあります。
けれども事故やケガを事前に予知して避けることは難しいですよね・・・?
だからみなさんができることとしては、そのような急なストレスに対しては、セルフケアキットをもちいて速やかに対処すること、です。
これはとてもとても大事なことなのでぜひ覚えておいて下さいね!


では、レメディの効力が打ち消されたかどうかをどうやって見極めるのでしょう?
それはなかなか難しい判断ですが、レメディの打ち消し作用が生じた場合は、以前の症状が戻ってくることがあります。
レメディを取って少しずつ改善していたのにぶり返す、こういう時はレメディの解毒があったのでは、とあなた自身の行動を振り返ってみましょう。
しかし、自然治癒力による症状の解決というのは、アップダウンを繰り返しながら徐々にその振れ幅が小さくなってくることが多いので、症状が悪化したからと言って一概にレメディが打ち消された、と考えるのは間違いです。
この手の問題について疑問を感じた場合は、ホメオパスに相談し一緒に判断していくのがベストだと心得ておきましょう。

今回もお読みいただきありがとうございます♪

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