5G、見えない「波」が健康を害する その1
先日実施した電磁波の講座と、予備知識を加筆した電磁波に関するレポートです。
電磁波は目に見えませんので、計測器を使ってその場の様々な状況を数値をもって知らされ、驚くような結果でした。
私たちは常に電磁波にさらされていて、少なからずその影響が不調の原因になっているという、事実を突きつけられるような内容でした。
以下、皆さんの生活に少しでもお役立ていただければ幸いです。
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レントゲン写真や原発事故に代表される放射線も、携帯電話やWi-Fiで日常的に使っている電波も、すべて「放射線」に属します。
前者は「電離放射線」、後者は「非電離放射線」。
どちらも健康に悪影響を与えることが分かっています。

EMF(Electromagnetic Fields:低周波磁界)、携帯電話、Wi-Fi、X線、ガンマ、マイクロ波(電子レンジ)などはすべて、健康を害する不快な影響が明らかになっています。
とくに、最先端の5Gという高速ネットワークを世界の先進国が取り入れることになりましたね。
ガラケーは3G、スマホは4G、そしてAIは5Gというわけです。
ネットワークが5Gになることで、数秒で動画をダウンロードし、外出先でインターネットをより速くつなげることができます。それから、携帯電話やタブレット、ノートパソコンをスクロールしながら、ちゃっちゃと欲しい情報にたどりつくことができます。速度が遅い、重いなどのストレスはなくなりますが、その代償は意外にも大きいようで…
電力会社の変電所近隣に住む人々は、頭痛や不眠、倦怠感などの不定主訴を訴える傾向があるそうですが、モバイルネットワークの電波塔はどうでしょうか?
そうですよね、同じように不調を訴えて、引っ越しを迫られる人たちもいます。
EMFはコンクリートを通過することも可能です。Wi-Fiのルータ一つで家中のネットワーク通信が可能になったことからも明確です。
これまでのところ、私たちにとって安全であると確認された研究は1つもありません。さらに調査が必要であることは明らかです。
でも、これは私たちはすでに知っていることですよね・・・。
EMF(低周波磁界)が恐ろしいモンスターである理由
1. EMFは目に見えないエネルギーの領域であり、放射線のひとつである
高レベルの放射線は細胞やDNAに損傷を与える危険性が指摘されています。
世界保健機関の国際がん研究機関(IARC)は、新しいタイプのEMF(現在、私たちの身のまわりで解放されている類のもの)を「発がん物質」として挙げています。
その他、研究ではEMFが「遺伝毒性」であることが示されています。つまり、DNAを破壊することを意味しています。

2. 放射線は深刻な健康問題を引き起こす可能性がある
あるタイプの放射線エネルギーは、原子から電子を取り除くことができます。つまりこれは、化学結合を破壊するという意味です。 もし、これが人体で起こると、「フリーラジカル」と呼ばれる不安定な原子を作り出すため体内で「細胞ストレス」と呼ばれる現象が起こります。 もちろん、こういった電磁波の高レベルな曝露を防ぐためのガイドラインは策定されていると言われていますが… カリフォルニア大学バークレー校の公衆衛生学部のメンバーで、地域保健センターのディレクターであるジョエル・M・モスコウィッツ博士は、こういったガイドラインは科学的根拠がしっかり反映されているとは言えないと語っています。
https://blogs.scientificamerican.com/observations/we-have-no-reason-to-believe-5g-is-safe/
「最近の、数多くの科学出版物は、EMFがほとんどの国際的および国内的ガイドラインをはるかに下回るレベルで生物に影響を与えることを示している。 その影響には、[中略…]細胞ストレス、有害なフリーラジカルの増加、遺伝的損傷、生殖器系の構造的および機能的変化、学習および記憶障害、神経障害、および人間へのさまざまな悪影響がある。 植物と動物の両方において、生命に有害な影響の証明証拠が増えており、放射線被ばくによる被害は人類のみならず地球上の生物を脅かす危険がある」

3. 「細胞ストレス」は私たちの細胞に生命を与える酸素を奪います
フリーラジカルによって生じた「細胞ストレス」は、私たちの細胞や組織における酸素の生産と蓄積の不均衡によって引き起こされる現象です。
細胞が十分な酸素を受け取らないと、エネルギーに変えることができません。さらに、細胞がエネルギーを利用できない場合は、その細胞は死んでしまう可能性もあるのです…

体の痛み?頭痛?倦怠感???
実はみなさんの抱えている症状が、電磁波による「細胞ストレス」である可能性も否定できません。
次回は、電磁波の症状について具体的に書きます。
長文、お読みいただきありがとうございます。