
長期マスクのリスク
マスクをしていないと冷たい視線を浴びる今日において、色とりどりのさまざまなマスクを見かけるようになりました。
一昔前、マスクは暴走族の特徴だったのに^^
布製マスク、紙製マスク(サージカルマスク)、医療者が使うN95マスクなどいろいろなタイプがありますね。
マスク(布マスク、サージカルマスク)の着用と防御効果を決定づける研究はまだないと言われており、今世間に流布されているマスク効果は机上論にすぎないようですね。
実際、新型コロナの流行前には、非感染者がマスクを着用する必要性はないとされていました。
きっとこの記事をお読みの皆さんも、安心やモラルのために「いちお、つけとこうか」といった方が大多数ではないでしょうか?
マスクの着用で完全予防できないうえに、長期間のマスク着用が健康被害をもたらすとしたらどうでしょう?
実際、いくつかの研究において長期マスクの着用には大きな問題があることがわかっています。

頭痛、呼吸抵抗の増加、二酸化炭素の蓄積(低酸素症)などなど。
とくに微粒子用マスクのN95タイプは、感染者に対応する医療従事者が着用しますので、医療従事者212人(男性47人、女性165人)の体調を調査したところ、
その約3分の1がマスクを使用して頭痛を発症。
マスクを着用するたびに頭痛は悪化し、うち60%が痛み止めを使用したとのことでした。
その他の研究でも、21〜35歳の159人の医療従事者のうち、81%がマスクの着用により頭痛を発症しています。
なぜ頭痛が起こるのでしょうか?
マスクのゴムの締め付けも原因の一つですが、大部分は低酸素症(二酸化炭素蓄積)だとのことです。
マスクにより呼吸がしずらくなり、有効なガス交換が行えないために頭痛が生じています。いわゆる高山病のような感じ。とくに微粒子をキャッチするマスクでは呼吸抵抗は増加しますので頭痛の頻度はアップします。
もし、マスクを着用で頭がぼーっとなるのはこのせいですね。
では、車の運転中にこれが生じたらどうでしょう?判断能力が低下する高齢ドライバーの交通事故の増加も予想されます。
話はそれだけにとどまらず、
人が呼吸器ウイルスに感染すると、呼吸のたびにウイルスの一部が排出されます。
感染者がマスク(特にN95マスクや密閉性の高いマスク)を着用している場合、常にウイルスを再呼吸し、取り込むことになりますので、肺や鼻腔内のウイルス濃度は高まります。
コロナの重症患者は、早い段階でウイルス濃度がピークになりますので、命を奪うサイトカインストームの引き金にもなるわけです。
さらに恐ろしいことに、
マスクを着用によって、吐き出されたウイルスを再呼吸することで、鼻腔から嗅覚神経に入り、脳に移動することもわかっています。
これも一つの事実であれば、
マスクを着用する=社会人として正しい
マスクを着用しない=愚民
なんていう論は成り立ちませんね。。。
マスク着用で頭痛を感じたら、ぺらっぺらのマスクを手作りして、適応したふりをしながらも自身の健康管理を行う手立ての一つなのかも・・・。
参考記事: