
新型コロナウィルスについて
更新日:2020年3月31日
連日のトップニュースで瞬時にして国民に広く知れ渡った新型ウィルス。
このブログを書くきっかけは1件の質問でした。
「中国で猛威をふるっているコロナウィルス、バイオハザードという噂についてどう思われますか? また、ホメオパシー的予防のアプローチはありますでしょうか。危機感を抱いています。」
この質問にしっかり応えられるか、日々新たな情報が入ってきている状況ではありますが、いろいろな記事を拾い集めながら現時点の状況について取りまとめてみましたので参考になさってください。

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新型コロナウィルスってどんなの?
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そもそもコロナウィルスは目新しいウィルスではなく風邪のウィルスとして以前から存在していました。たとえば、SARS、MERS(中東呼吸器症候群)、重度の急性呼吸器症候群はコロナウイルス科に属します。
当初は、中国の都市である武漢からウィルスが発生したと言われ、武漢コロナウィルスと呼ばれていました。
武漢は1100万人がすむ場所です(ちなみに熊本県は175万人:2019年)。
コロナウィルスは、コウモリやラクダなども感染しますし、中国ではコウモリを食べる習慣があることから、これが引き金で武漢コロナウィルスに変異したのではないかと言われています。
武漢の食料市場で違法に販売されている野生動物(コウモリ)から人間へ感染し、アウトブレイクしたと考えており、ウイルスが変異していると仮定して対策に取り組んでいます。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によると、コロナウイルスは通常、軽度から中等度の上部気道疾患を引き起こします。これは一般的な風邪症状ですので、多くの人は一生のうちにコロナウィルスに感染しているのです。 コロナウィルスの一般的な感染経路は、風邪と同じです。つまり、感染した人から別の人へ、空気や接触によって広がります。
武漢コロナウイルスは人間から人間に伝染する可能性があると述べられていますが、伝染がどのように起こるかは明らかではありません。
念のため、一般的な風邪予防の対策を講じているのが現状です。
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新型コロナウィルスで死亡した人は高齢者?
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連日の死亡ニュースでは80代の高齢者などが報告されていますね。
ニューヨークタイムズ2020.1.26日の記事によりますと。最初の17人の犠牲者の中には、13人の男性と4人の女性がいました。死亡者の平均年齢は75歳。
多くの人は、肝硬変、高血圧、糖尿病、パーキンソン病などの基礎疾患を抱えていました。 ほとんどの人は病院で1週間以上入院し、1ヶ月以上治療を受けてた人もいます。
というのも、最年少は48歳の女性でしたが、彼女は初期症状で受診してから1か月以上経過したのちに亡くなられています。 この女性が本当にコロナウィルスだけが死因だったのか疑問が残ります。
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症状は?
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感染の症状には、発熱、呼吸困難、肺病変などがあります、と中国保健当局者は言ってます。保健当局によると、症状は風邪に似ているとのこと。
日常的に起こりやすい風邪症状ですので、これが受診を遅らせてしまう原因でもあります。
では近所の町医者でコロナウィルスが診断できるのか?
答えはノーです。
現時点では症状だけで判断できるだけの情報がありません。普通の肺炎とは症状がちょっと違うようで、まだ症例が十分にそろっていないのが現状です。熱が出ないとか、咳がそんなに出ないという情報もあるようですし、それが本当かどうかはまだわかりません。
もし感染していたならば、抗原抗体反応で抗原が検出されるか専門医療機関でチェックすることで確定診断は可能。
その前に・・・
次のチェックをまずしましょう。
1)武漢にこの一月以内に行ったことがある。(その場合、立ち寄った場所を全て挙げます)
2)コロナウィルス感染者が収容されている病院に勤めていて、患者と接触した。
3) 中国では旧正月の祝日を利用して多くの人が海外旅行を楽しみますので、ここ数日のあいだに中国から来た外国人と接触した
こういう点に該当しない場合はウィルス保菌者との接触が考えられません。
もし、体調不良でコロナウィルスに感染しているかもという不安が強い方は、神経症という病気の可能性も否めません。
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潜伏期間は?
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5〜6日間の潜伏期間といわれコロナウイルスの潜伏期間は急性感染症にしては長いようです。 そして、風邪症状に似ていることから発症から診断までに一般的に4〜5日間ほど遅れる。 つまり、感染してからコロナウィルスの診断を受けるまでに7~10日ほど経過していることが多いので、その間にウィルスを運んで感染拡大することが懸念され、各地で検疫が強化されています。(検疫といっても検温が中心)
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危険度は?
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2003年にWHOのSARSへの世界的な対応を指揮したデイビッド・ヘイマン博士は、この新しいウイルスは他の健康状態の高齢者にとって危険であるように見えるが、SARSほど感染性はないようだと述べています。
現在新型コロナウィルスに有効な治療法はありません。症状に合わせた対症療法が主となります。(感染初期にウィルスの増殖を抑制する抗ウィルス剤が用いられることもある)
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ワクチンは?
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コロナウィルスのワクチンは2015年に特許が申請され2018年に認可されています。
ここ数年間、ビル・ゲイツ(ワクチン開発に資金提供しているのはビルゲイツ財団)はパンデミックが来ていると言ってました。
2019年11月に、世界経済フォーラムと協力して、ビル&メリンダ・ゲイツ財団はコロナウイルスのパンデミックのシミュレーションを実行した「イベント201」を開催してます。
ワクチンは、、、うつ打たないは別として、すでに認可されているそうです。
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私たちにできる予防法
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一般的な風邪予防が望ましいとされています。
ヒトのコロナウイルスは、咳やくしゃみを経て、人と密接に接触し、ウイルスが付着した物体に触れ、汚れた(ウィルスが付着した)手で口や鼻、目に触れることで伝播します。
これは一般的な風邪やインフルの感染経路と同じです。
みなさん、インフルエンザ対策でなにをしますか?
〇 うがい
〇 手洗い
〇 じゅうぶんな睡眠と栄養
〇 不要に人混みに行かない
〇 マスク(防衛は不可能です、拡散防止の観点です)

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「何百万人も死ぬ」???
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過去数十年にわたって、多くの「恐らく致命的な」ウイルスが話題になりました..ヨネ
「豚インフルエンザに注意!」
「SARSパンデミックがくる!」
「エボラは人類を一掃するかも!」
「大流行で数百万人が死ぬかも???」
思い出してください。そういった騒ぎの後は・・・その通りになったでしょうか?
ニュースの騒ぎをうのみにせず、いつも通りのしっかりした暮らしを整えることが私は大事ような気がします。
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ホメオパシー的対処
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ホメオパシーでは、病名ではなく症状によってレメディを選びます。
今出ている症状にもっとも類似したレメディを手持ちの書籍から選びます。
呼吸器感染症の候補レメディ
Acon Ant-c Ant-t Ars Bry Puls Ip
Bell Cham Gels Merc Nux-v Phos Rhus-t Sec Sulph Verat
Canth Carb-v Chin Cupr Eup-p Ing Nat-s
さ、今日も元気にすごしましょう~!!
最後までお読みいただきありがとうございました^^。
参考リンク
https://abc7.com/health/what-is-coronavirus-should-outbreak-concern-americans/5860890/