薬とお金とホメオパシー

Quoraクオラというサイトがあります。

誰かが世の中の疑問や質問を投げかけて、それを誰かが回答するという「知恵袋」のようなサイトです。

世の中のニュースやホットな話題も満載。

とても読み応えがあって面白いです。


さて、その英語版Quoraでは時折、ホメオパシーに対する質問がなされますが、その回答があまりにも否定的で退屈です。

ホメオパシーという単語を用いるや否や「あれはインチキでプラセボ」という回答が目立ち、これには閉口せざるを得ません。


そもそも、現代医療に代表される薬物療法の歴史は浅いのです。

1800年代後半まで大いに活用されていたのは自然療法であり、アメリカではホメオパシー医学校が大手を振っていました。


この流れを覆したのは、ロックフェラーとカーネギーです。

多額の富を利用して学校を改革しました。

自然医学を教えるのではなく、薬物療法を用いる教材を使用しました。

当然ですが資金提供を受けた学校は有能な医師を追い出しました。

アメリカでは1925年までに10,000人以上の薬草士(ハーバリスト)が廃業しました。

1940年までに1,500人を超えるカイロプラクターが、インチキ療法をしたとして起訴されました。

1900年代に栄えた22校のホメオパシー医学大学は、1923年までにわずか2校までに閉校しました。

1950年までに、ホメオパシー医学を教えるすべての学校は閉校に追いやられました。

1900年代に栄えた22校のホメオパシー医学大学は、1923年までにわずか2校までに閉校しました。

最終的にアメリカでは、カーネギー財団のFlexnerが認証する医学部を卒業していないものは医師として働くことができない、と取り決めました。

今日の医学部教育が薬物療法に偏りすぎているのは、このためです。

薬物療法ありきで、栄養学はごくごくわずかしか教えられません。

自然治癒力を向上するさまざまな療法は、授業のカリキュラムに組み込まれていないのです。


今でも、製薬会社が多額の寄付を行い大学の運営を支えています。

新薬を開発して特許を取ること、永続的にビジネスが成立する仕組みがここにあります。

彼らの関心は、ハーブ(植物、木や種など)に含まれる複雑多様な物質の相互作用ではありません。

薬物療法が主流の現代医学は、石油化学が優れているからではないのです。

治療の独占(独占薬、特許薬)がゴールなのです。


この歴史を理解するだけで、なにが正しくて何を選ぶべきかがお分かりいただけるはず・・・^^。



ため息が出るほど美しい草木の降霜。2020年の元旦に撮影