
発達障害と音楽療法
昨日、平成音楽大学で「音楽療法と発達障害」について1日講義を受けてきました。
というのも、10年に一度、教員免許を更新するために指定された大学授業を受講せねばならないという仕組みがあって、私は発達障がいの講義を中心に受講しています。

コミュニケーションや遊びに「音」を取り入れるメリットは、特に次の5点!
1. 子どもたち一人一人に応じた楽器を選定したり(場合によっては踊る、足を踏み鳴らす、声を出すなど)、音の鳴らし方の工夫などを行うため、その子の特性の理解に直結する
2.一緒に楽しむことが出発点であり着地点なので、型がなく上手下手という評価そのものがない
3.本人が意図せずとも、いつの間にか集団活動として成立している
4.音そのものが直接情感に働きかける
5.多様性に富み適応範囲が広い
学校など子どもを取り巻く現場には、当たり前のように取り入れていただきたいなと感じました。
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<音楽療法を取り入れている熊本県内の施設>
療育現場:
くまもと芦北発達医療センター くまもと江津湖療育医療センター 児童発達支援センター済生会 なでしこ園 熊本県こども総合療育センター くまのこ園 熊本市子ども発達支援センター 放課後等デイサービス ぶーやん 放課後等デイサービス/児童発達支援事業所 LSI 児童発達支援事業所 ぽると
保育現場:
(児童発達支援ルーム) 熊本市立麻生田保育園 熊本市立中島保育園 熊本市立横手保育園
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それにしても、、、、平成音楽大学は熊本地震の建て替えで建物がとてもステキになっています。
グランドピアノの形の玄関
トランペットに見立てた照明
キーボードの壁画が美しいオーケストラホール