
世界のホメオパス、コロナのレメディを語る
更新日:2020年5月5日
ウェビナー疲れが見え隠れする、保健師ホメオパスの末田みき子です。
第3回目のKim医師ホメオパスのウェビナーでは、世界のホメオパスがコロナに対してどのようなレメディを候補と考えているか(実際に使用したか)の発表がありました。
今回の記事、特に前半はホメオパス向けの内容かなと思います。
下記はWebinarの発表内容全てを書き起こしているわけではありません。
・AYSH(インド政府自然療法)・・・Ars
→これはもうずいぶん早い段階で提示されたレメディでしたね。ブログをお読みのみなさんにとっては今更かもしれません・・・
・Rajan Sakaran・・・Camph
→これは症例発表も含めた資料を、ご希望の方へ無料配布しましたね。ホメオパスのお役にたてて良かったです。
サンカランはCamph 1Mを1日2回投与して治癒例をいくつも出しています。
・Jeremy Sherr・・・予防にはAcon Ant-tを推奨
→Acon200を1日朝夕2回、2日間とり、その後Ant-tとPh-acを交互に1日2回取るというもの。彼はその他のレメディとして、PhosやSpig Kali-biなども有用ではないかと言っています。
・Manish Bhatia・・・Lyc Bry
→Lycは消化のレメディと思われがちですが、息苦しさにも使います。苦しくなるので仰向けになれません。
→バティアはBryの6~30Cを推奨しています。Bryは全く動けないレメディですよね。コロナの症状にぴったりです。北アメリカのCOVID19にはとくにBryが有効だったと言っています。
・Andre Saine・・・Beryl Lob Carb-oxyg
→Berylベリリウムは強い脱力感、呼吸困難、サルコイドーシスなどに。動くと悪化します。
→Lobは肺のレメディですね。呼吸苦のためにパニックに陥る時などにも。私はマザーチンクチャーも好んで使います。
Farokh Masterはインフルエンザ様症状の末期においてLobが有効だと言っています。
GerhardResch博士は、軽度のケースと重度の1ケース、COVID-19の無症候キャリアに使用しています。
→Carb-oxygは強い窒息感のレメディですね。COVID-19の重症な状態に使います。息が苦しくて仕方がない。
(※セインはGels Bry Eup-perf Camphももちろん推奨しています)
・Petr Simeon・・・Ozon
→オゾンは酸素の同位体ですね。このレメディは、まだ深く知られていませんが咳や喉と親和性があります
・HKAH・・・Gels Bry Eup-perf
→これは香港にあるホメオパシー学校の推奨レメディです。30人のホメオパスによる報告の取りまとめによると、香港とマカオにあるこの学校では、近隣で流行してないときにはGels30Cを週に1度予防的にとることを提案しています。
近隣で流行がみられる時にはGelsを週に2度、と言っていました。
GelsもEup-perfもインフルエンザの代表レメディですね。どちらも悪寒が強くて激しい倦怠感があります。
・Jeremy Sherr・・・予防にはAconを1日2回、2日間
→彼は自分の200人を超えるケース実践で話しました。
Aconは言わずもがな、初期症状の段階でアプローチすることがポイントになってきます。その後に、Ant-t200CとPh-acを交互に1日2回取ることを提案しています。
※Ph-acに関しては、COVID19のステージ2で役立つと、Kim医師も述べていました。
・Robin Murphy・・・Puls
→多くのコロナのレメディの一つとして彼はPulsも挙げています。初期にはArs Acon Camph、Bell Phos もよいだろうと。
彼自身はBryとGelsが大いに役立ったとも語っています。

・Massimo Mangialavori・・・ Chin-m
→彼の85人のCOVID19患者の処方では、Chin-m Grin Camphが良かったとのこと。
・Banerji・・・予防にThuj
→バナジー・プロトコルでは、Thuj30Cを予防投与として1日2回を7日間。その後は週に2回を3週間.
★ここでみなさんはきっと、次のような疑問がわくことでしょう
疑問:どうしてホメオパスの言うレメディが異なるの?
まず、COVID19のウィルスは4種類あることが分かっています。さらに、正月前後から武漢で流行った症状と、3月下旬からヨーロッパで流行った症状は異なってることは、ニュースを追跡している人であればご存知でしょう。
さらに、COVID19の症状のステージも4段階に分かれています。
これら全てを加味すると、それぞれのホメオパスがクライアントの病状に対してさまざまなレメディを使っていることがご理解いただけることでしょう。
私が4月に無料相談を立ち上げて、寄せられているお電話では、
息苦しさと倦怠感を訴える人が多いようです。
ただし、これは精神的な不安が背景にある可能性も否定できないので(今のところ、検査を実施済みの方からのご相談はありません)
末田のCOVID19レメディはお伝えできません。
ウェビナーの内容はさらに続きます。
SARS-CoV-2には、他のコロナウイルスには存在しないスパイク糖タンパク質(S)に4つのアミノ酸塩基の挿入が見つかりました。HIV-1 gp120またはHIV-1 Gagのアミノ酸残基と同一または類似していると?
この部分は、私にはまったくチンプンカンプンで翻訳機のコピペです。申し訳ありません。
とにかく、違和感のある形成のようです。
そして終盤は、私が前回のブログで書いたようにゲイツ・メリンダ財団の存在で締めくくられていました。

真実は闇。
綿失態は知る由はありませんが、現状として病に苦しんでいる方々へのサポートを微力ながら引き続き行っていきたいと思います。