
ワクチン、親に打たせる?打たせない?
自分の両親や親しくしている年輩者が、コロナのワクチンを打つと言ったら?
やっぱり不安がよぎります。
まだまだ情報不足の状態で判断材料が乏しいことが最大の原因でしょう。
高齢者はとくに重症化しやすいコロナ。
ワクチン接種のリスクと重症化のリスク、どうなんでしょうね・・・。
(この記事では、ワクチンを打つことによって免疫力がつくとかつかないとかのそもそもの議論は省略します)
以下のBBCの報道を知ったら、ワクチン接種に「ちょっとまって」と言いたくなります。
デンマーク、英アストラゼネカ製ワクチンを完全に使用中止 血栓懸念で
昨日(2021.4.14)、デンマーク政府はアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの使用を完全に中止すると発表しました。まれに起きる血栓症を懸念したためで、ヨーロッパでは初めての全面使用中止となったそうです。
デンマークの国家保健委員会は、血栓の副作用が4万人に1人の割合で、これは予想よりも高い確率だと伝えています。実際にワクチンの副作用による血栓で60代の女性が亡くなられています。
参考リンク:デンマーク、英アストラゼネカ製ワクチンを完全に使用中止 血栓懸念で - BBCニュース
ヨーロッパの数か国では、3月にはアストラゼネカ製ワクチンの使用を一時停止していますが、今は高齢者に限定し接種再開となっています。
その理由としては、ワクチンによる血栓リスクよりもCOVID-19での死亡リスクの方が大きいから、だそう。
デンマークがアストラゼネガのワクチン中止を決定した前日の13日。アメリカとカナダ、欧州連合(EU)は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチンも血栓を引き起こす可能性があるとして使用を停止しています。
アメリカでは、680万件以上のJ&J製ワクチン接種で、50歳以下の女性6人に血栓が確認されています。さらに、イギリスでは、1800万人がアストラゼネカ製ワクチンを受け、30人で血栓が見つかり、7人が亡くなっています。
このワクチンは、コロナ変異株に有効だとして南アフリカで優先的に接種されていましたが、これも中止となりました。

他国で接種中止になったワクチン、日本でどのような動きになるのかしっかり把握しなければいけませんね。