ボーレッキーのマテリアメディカ
ホメオパスが使う辞書は国内外さまざまなものが出版されています。
時として、内容が食い違うこともあります。
その理由の一つとして、情報量が膨大かつ歴史が古いために、口述伝承や翻訳の際に内容が変化していることがあげられます。
私の卒業校では、MMP(マテリアメディカ・プーラ)という、ハーネマンの原点に回帰する授業もありました。
これはレメディのプルービング(実証)の事実を押さえる点でとても勉強になりました。
そして今、私が完成を楽しみにしているのが樫の木堂さん翻訳中の「ボーレッキー(ボーリッケ)のマテリアメディカ」
共有ファイルに随時アップしてくださるので助かります。
私が所有しているボーレッキーのMMは、ホメオパシー私塾が出版したものですが、翻訳が甘く意味不明の部分が多々あるのと文字が小さい、それが難でした。

クライアントのみなさまに最同種のレメディをお選びできるよう、今後もしっかり学び続けます。
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(ウィリアム・ボーレッキーについて) William Boericke、M.D.。1849年オーストリア生まれ。1880年にハーネマン医科大学を卒業し、後にフィラデルフィアの大手ホメオパシー製薬会社のBoericke&Tafelの共同所有者になる。彼は、サンフランシスコのハーネマン大学の設立者の1人であり、Materia Medica and Therapeuticsの教授でもあった。カリフォルニア州ホメオパシー協会およびアメリカホメオパシー研究所の会員。 1882年設立のカリフォルニアホメオパスの創設者、ハーネマンホスピタルカレッジの評議員会の1人。ボーレッキーが執筆したマテリアメディカのポケットマニュアルは有名。
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