サプリメントの過剰摂取と発酵食品

「24時間戦えますか!」のキャッチコピーが流行ったのは私が10代のころ。当時は、栄養ドリンクのCMこそは盛んにやっていましたが、コンビニや薬局で大量のサプリが販売されているという状況ではなかったような…。

思えば私が看護師として働いていた20代前半のころ、上司にニュー〇キンのビジネスをしている人(?)がいました。その人は決まって、食前には必ず外国の大きな錠剤を5~6粒飲んでいました。見慣れないその光景に私は異様なものを感じていました。(黙ってたけどねー)

時代は流れ、今はサプリメントが本当に身近になりましたね。腸内細菌がクローズアップされるようになってプロバイオティクスも人気ですし、抵抗なくサプリメントを摂取する人が増えています。


さて、今日はそんなサプリについて。

レモン100個を一度に食べることはできませんが、ビタミンCというサプリメントであればそれが可能になります。サプリメントの過剰摂取についてちょっと考えてみましょう。


過剰摂取にならないよう特に気を付けないといけないのは、カルシウム、鉄、マグネシウム、ビタミンKやビタミンAなどの脂溶性ビタミン

通常、記載してある用量を守れば過剰摂取になりませんが、海外製品の場合は、小柄な日本人は少なめからスタートするのが望ましいとされています。


〇カルシウムは、胃酸の産生を抑制しますので、寝る前には取らないこと。

〇マグネシウムは、アルカリ性の鉱物ですので、腸の活動を促進し下痢になり場合があります。食間に取ることを心がけましょう。

カルシウムやマグネシウムは食事と一緒に取るのは控えましょう。

〇鉄剤について。日本人は鉄不足の傾向が強いと言われ、貧血気味の女性は鉄剤を好んで摂取しますが硫酸鉄(非ヘム鉄)には特に気を付けましょう。過剰摂取による重金属の蓄積が指摘されています。


と、ここまで書いて、「ではマグネシウムとプロバイオティクスを一緒に取ればいいじゃない」という声も聞こえてきそうだなと。

確かにいいアイデアかもしれませんが、こういう発想自体、対処療法的で限りなくクスリに近い立ち位置だなと思います・・・。鎮痛剤は腸を痛めるから胃薬と一緒に飲む、てな感じ。ムムムー


サプリメントは確かに手軽ですが、自然界に特定の栄養素単独で存在しているということは非常にまれで、その成分を分解し吸収する肝臓などの機能に過度な負担をかけること請け合いです。

ホールフードこそがベスト。食品そのものを摂取すれば、サプリメントを越える過剰摂取の危険性は考えられません。食べたものが私たちの体を作ると考えると、あくまでサプリは「補助食品」でありたくさん摂取して栄養素の「つじつま合わせをする」という類のものではありませんね。


ホールフードと一口に言ってもさまざまな食品があり、その良し悪しを語るのは難しいことです。できるだけ手軽に、効率よく、身体に吸収されやすい食べ物は何か?

これを考えると、昔から日本に伝わる発酵食品、ここに答えがありそうですぞ~。(っと、発酵食品で着地してしもた^^)


画像は発酵食品に関する様々な書籍。

本格的な発酵もあれば、短時間の簡単発酵もあるようです。皆さんのライフスタイルに合わせて、できることからスタートされてはいかがでしょう?