クラシカル・ホメオパシーとプラクティカル・ホメオパシーの違い

保健師ホメオパスの末田みき子です。

今回は、ホメオパシーの流派?についてお話しします。


クラシカルとプラクティカルの2系統に分かれていると耳にした人もいることでしょう。

クラシカル・ホメオパシーでは、ホメオパスはクライアント1人に対して1種類のレメディを出します。

2時間ほどのセッションのあと、その人に最もマッチするレメディを数粒渡されるわけです。

ホメオパシーを日本に普及させた由井トラ子さん、この方もイギリスで処方されたレメディはArsアーセニカム(ヒ素)、それからCarcカシノシン(がん細胞)だったそうです。

それを取ることで、潰瘍性大腸炎の症状が少しずつ緩和し、トイレで細い細い有形便が出た時には本当にうれしかったと、当時の授業で話してくれました。


私がまだホメオパシーの学生として4年間大阪に通っていた時のこと。

第3子を出産して以降、慢性的な湿疹に悩まされていました。

これ幸いと、さまざまなホメオパスにかかり、5人のホメオパスの処方を自分自身で体験することができました。

これは今の私の大きな財産です。


その中に、クラシカル処方をするホメオパスもいました。

私とのセッション後に渡されたレメディはNat-m3粒。

これを3日間取って、以後1か月は何も取ってはいけません、と指示されました。

身勝手にセルフケアレメディをとると「像が乱れる」というのです。

私は、Nat-m3粒で思いもよらない好転反応に苦しみました。

これは心底きつかった。


そしてその好転反応は私にとって功を奏したのかというと、楽にならず出口も見えずでクラシカル処方を今後も継続されるということに希望を抱けませんでした。


そういう苦い経験もあって、今、健康相談での私の処方の仕方は、プラクティカルです。

人は多面体です。

多角的にとらえ、臓器のサポートをしながらマヤズムを取り、介入レメディを入れながら症状に応じたレメディを出す。


とはいうものの、私にしてみればクラシカルが良いか、プラクティカルが良いか、それは単なる方法論なのでどちらでもよいのです。

クライアントの問題が解決するのであればどっちだってよいことですよね。



この機会に、アメリカの有名なホメオパスであるジョエット・カラブレーゼが、クラシカル処方について次のように書いていることをご紹介します。


「私は15年間、クラシカル・ホメオパシーをフルタイムで学び、看護大学でこの方法を教え、それについて幅広く書籍に書き残しました。しかし今、私の意見は時間の経過とともに変わっています。クラシカルの手法はレメディの種類を制限されるだけでなく、不必要に複雑でクライアントの治癒達成の道のりを困難にさせます。」



彼女は今、バナジー・プロトコルと呼ばれる簡易処方を世界に普及させる教育活動を行っています。

イタリア系移民だそうで、彼女の配信動画はいつも太陽のように明るく私たちを爽快な気分にしてくれます。



すっきりと1種類のレメディだけで問題が解決したならどんなにすばらしいことでしょう。

今まで薬の抑圧がなく、生活環境も素晴らしく、精神的にも快活で、遺伝的にも問題のない人であれば可能なことです。

が、現代人はハーネマンの200年前の人々に比べて、私たちの想像以上に複雑な状態にあるといえます。


わたしのレメディ処方は今後も研鑽を重ね、みなさまにとってよりベターな方法を模索してまいります。ガンバルゾー



今日も最後までお読みいただきありがとうございます。


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