
におう足のレメディ

保健師ホメオパスの末田みき子です。
今日は午後から幼児さんの「足のにおい」のご相談です^^。
足が臭い、こう訴えられるときにわたしは水虫をまず疑います。
真菌の感染症ですね。
足がかゆいときにも同様ですが、幼児さんの場合は足のかゆみは手足口病の場合もあるので皮膚の状態をよく観察しなければなりません。
さて、水虫のレメディといえば
Graphグラファイト Thujスーヤ Silシリカ Bar-cバリュータカーブ Alumアルミナ Ars-iアーセニカムアイオド Sulphソーファー
などなどパパっと思いつくだけでもこれだけのレメディがあります。
症状やクライアントさんの特徴を情報収集しながらレメディを絞っていきます。
ちなみに、頭部白癬(しらくも)やインキンタムシは別のレメディとなります。
同時に大事なのが生活指導。
生まれながらにして真菌症を持っている人はごくまれで(産道を経由するときや分娩介助者の真菌から感染するともいわれている)
水虫の予防が大事です。
言わずもがな、蒸れと熱が水虫を繁殖させます。
きつい靴は履かないようにしましょう。つま先が閉じてしまう靴は履かないでください。ビニール製の素材など吸汗性の乏しい靴は避けましょう。
綿の靴下がおススメです。とくに足指ソックスを選びましょう。そして毎日洗濯されたきれいな靴下を履き、汗で湿った場合はこまめに履き替えましょう。洗濯の時にはあらかじめお湯で靴下を洗っておくとよいでしょう。
裸足で公共施設を闊歩しないようにしましょう。とくにプールの更衣室や温泉など公共の場所には要注意です。
お風呂上がりのタオルは共有しないでください。リネンやタオルから感染する可能性もあります。そしてこれらを清潔に保つようにしましょう。
足を乾いた状態にしましょう。特につま先がぴったり閉じるのは好ましくありません。足指はとくに乾いた状態に保ちましょう。足指に空間を広げるグッズも販売されています。
足の爪は短く切り清潔にしましょう。爪真菌と水虫菌は、清潔で乾燥した環境では簡単には増殖しないので、これは大事なポイントです。
さらに、入浴時のヒントとして
重曹
靴に少量の重曹を振りかけるとニオイに対処できます。
重曹は水虫の原因となる蒸れを防止する一つの方法です。
エプソムソルト
エプソムソルトは硫酸マグネシウムで通信販売で簡単に手に入れることができます。
エプソムソルトを使用した足浴や入浴はおススメで疲れた足の痛みを和らげます。
エプソムソルト1/2カップを家庭用の浴槽に混ぜ、15〜20分間入りましょう。
スポーツ後の疲れた体(筋肉疲労)には2カップまで増やすことも可能です。
筋肉をリラックスさせ体から毒素を引き出します。
神経系を落ち着かせ、腫れを抑え、筋肉をリラックスさせるのに役立ちます。
エプソムソルトは天然の皮膚軟化剤であり、皮膚の角質除去剤でもあります。
酢
毎日、米酢または穀物酢(アップルサイダーでもOK)を水に溶き足浴します。
酢1に対し水2の割合が良いでしょう。
もし皮膚の刺激が強いようならば酢の量を加減してください。
程度に応じて毎日または週に1〜2回足浴しましょう。
日本人は草履から靴を履くようになった明治時代から水虫が増えたともいわれます。
また、さまざまな抗〇〇系の薬物療法により真菌に感染しやすくなったとも指摘されます。
これを参考に、まず日常生活でできることから試してみましょう。